祝★七五三
先日、七五三用の着付けを親子分してきました。
大人は経験があるからいつも通り…で良かったのだけれども
子供の着付けは初めて。
初めての時は下準備が必要ということで
まず、子供用の帯枕がない。
買う暇もない。
では作りましょう!と簡単につくってみました。
帯枕の作り方
用意するもの
・ハンドタオル……1枚(実際は2枚必要だった、もしくはスポーツタオル1枚)
・輪ゴム……2、3個
・いらないタイツ……片足分(はさみでカットします)
1↓ ハンドタオルを広げる

2↓ 3等分に折る

3→巻き巻きして輪ゴムで止める

4↓ タイツの真ん中までタオルを入れる。
タオルが移動しないように左右とも結ぶ。

出来上がり!
とっても簡単にできました。
これの長所は、タイツ素材だから軽くて薄くて延びる。
家にあるもので洗濯も出来る。
ただ、今回の失敗は実際につけたら小さかった。
タオルをもう一枚しっかり固く巻けば
帯の仕上がりがもう少し良かったです。
しごきの下準備↓

長くて柔らかい素材なので中心部だけ幅6cmぐらいになるように仮縫いしています。
下準備は前日までにやっておくと当日
万が一トラブルがあった時、パニックになりません。
そして前日は…前夜祭ということで超~豪華なお寿司を頂いてしまいました!
このお寿司手作りです。新米だしネタは新鮮だしで旨すぎでしたよ。
お子様用にわさびは別添えだったのですが
わさびも2種類!さすが寿司職人のこだわり違うな~。

満腹になったら…明日のために早めに就寝しましたよZzz…
翌朝、ママさん5時起床。私、6時前起床。
子供が起きる前に朝食をすませて、、、はい逆算しましょう。
式は10時から~。姪っ子の頭セットの美容室は9時から~。
その前にメイク&着付け、、、。
遅くも8:15からは着付けしたいですね。
7時半過ぎに姪っ子起床。寝ぼけながら朝食食べて、、、
あらら…TV見てるよ
ママにせかされながらも歯磨きにメイクして、
その間に私は小物を着付ける順番に並べて行きます。
ようやく8:15、足袋から履いて着付けスタートしました。
今回の着付け時間はやはり30分かからないくらい。
子供の着付けの後にママの着付け。
こちらも25分くらい。速度はだいぶ慣れて安定しています。
途中経過は省いて、↓今回の仕上がりです。



う~ん、次回の課題が沢山できてしまいました
【子供の着付け】自己採点:50点

【ママの着付け】自己採点:65点


まず子供の着物から解説と改善方法をまとめましょう。

着丈が長過ぎ。
だんだん引きずれてきました。
おはしょりの長さも長過ぎてみっともないです。
(後半、クリップで応急処置してました。上の写真にクリップついてますね)
後ろからみたらかっこ悪っ
腰紐の位置をあと8~10cm上にすれば良かった。
着付けている途中、おはしょりが長いことにも
気づいていたのです。でもやり直しは子供だからしませんでした。
子供は着付けられている30分、ずっと立ってじっとしている
ことは飽きてしまうし大変だと思います。
なのでこのまま進んでしまったのだけども、
せめておはしょりの丈調整をすればよかった。
腰紐も緩かったのだと思います。だから緩んで落ちてきた。
もっと強く絞めるには、補正タオルももう一枚必要だったかも。
子供はよく走り回ったり動くから、その点考慮して
やや短めくらいがよかったのかもしれません。
帯の手先が短かった
手先を短く取ったため、最後帯を帯締めであげる際
あまりが短いのでいい形に整えられなかった。
亀甲型…といえば、亀甲型ですが、
余計なものも見えていて汚い形になってしまった。
始めに帯を巻く際に手先を後15~20cm長めに
取れば解決できますね。

帯の仕上がりに立体感がない。
帯枕、今回は手作りのものを使用しましたが、
もう少し枕の高さが必要でした。
横からみると立体感がたりないことがよくわかります。
帯の大きさと高さはまぁいいでしょう。

帯揚げが上がった
帯の上線に沿うはずが、徐々に上がってきた。
帯揚げの幅はいいとしてずれ上がるのは
帯の締めが1周目と2周目で段差が出来たのがいけないと思う。
段差のせいで上がりやすくなったのかも。
帯締めが斜めで下すぎ
本来、帯締めの位置は真ん中。
ずれているということは、締めがゆるかったから。
もう少し強くしめましょう。
締めた後、末広もさすから余計に緩んだのかな…
箱迫と末広ってどうつけるの?
着付けの授業の時には、装飾のための小物(箱迫・末広)がなかった。
前日に使う道具を並べていた時、ヤバいつけ方がわからない
日本ものって右から左とか、上から下とかって
全部意味あいがあるものだから、適当につけたらいけないな。。。と
教科書に今年の七五三のパンフ見たり、写真から研究。
あ~、これがこっちで、こっちが下で。。。とわかってきたものの
子供用の末広は帯の中ではなく、帯締めにさすのですね。
知りませんでした。何から何まで勉強しないといけないのね、と
今回の子供着付けは本当に自分自身のためになりました。
色々と失敗があったので、自己評価50点です。
今回の経験を次回に活かすために、上記の課題の他にまず、
テレビか鏡の前で着付けすること!
着付けが終わって変身した姿を見て喜んでもらおうと今回思ったのですが、
やはり子供には約30分間じっと立っているのはしんどいから
ママさんも言っていたけどテレビをみて気を紛らわすか
鏡をみて変身の姿を楽しんでもらわないといけないかもね。。。と
貴重なアドバイスをもらいました。
私も普段は人に着付ける時は、人が飽きないように
しゃべりながら進めているのですが、子供相手の場合は
こちらももう少し気を使ってあげれば良かったと思います。
襦袢を暖めてあげる
子供の着付けは、下着(半袖)を着たあと、
腰周りに補正タオルをつけてすぐ襦袢を着せました。
大人は襦袢の下には肌襦袢をまた別に着ているので
私は気になったことはないけれども
子供は正直。
襦袢を着せている間、肌に布が触れる際
「冷たい…冷たい」を連呼されました。
確かに絹は一度保温してくれれば、通気性もよく保温効果が
あるものの着る前は冷たいわな。。。と
早く着物を着せて暖かくしてあげることしかできませんでした。
この時期朝とか冷えるから、次回はこたつなり布団の中で
人肌に暖めた襦袢を着せてあげたいな~と思ったのでした。
草履の鼻緒をゆるめてあげる
草履を履いて外に出た時、始めはよかったんですが、
帰り際、慣れない草履で鼻緒部分が足にあたり痛かったようで
歩くのが嫌になってました。
履く前に少しでも鼻緒部分を延ばして柔らかくしてあげれば良かったと思いました。
子供の着付けは、難しかった~。
練習の時の子供トルソーも小さかったけれども
実際の子供はもっと小さいし何より細い。
この細さで帯締めたら折れちゃうんじゃないかぐらい思いました。
また機会があれば、子供着付けやってみたいですね。
そして、ママさんの着付けの次回課題は。。。
まず合格点。
・襟の抜き加減。良し!
・裾の長さ、裾つぼまり。良し!
・背中のシワなし、良し!
・胸~肩の補正、良し!
(ちょっと補正しすぎたかな~、と思ったけれども
写真撮るといい具合にふっくらしてますかね)
・半襟の出かた幅良し!
・伊達襟の幅良し!
あっ、今回初の人様に関東巻きで締めたのです。
緩まずに帯が締められたのも合格点にいれましょう!
失敗点。
・帯揚げですぎ…中心の結び目はもっと帯の中にかくして、
左右は半分以下の見え方にしなくてはいけません。みっともないよ。
・帯締め下すぎ…年齢が若い場合、帯揚げは帯幅の中心にきます。
・おはしょりにシワ…布目をうまく通していないからか、おはしょりにシワができた。
・おはしょりの脇の布処理のあまさ…着物が大きい場合、
余り布は上手く脇でダーツを寄せて右側は上手く前のおはしょり部分に隠さないと
ポコポコしてシワもできてこれまたみっともないです。
・帯に使う小道具間違えた…何度も「松葉太鼓」はしているのに、
この時何を間違えたか、三重紐を使ってしまった。
羽をつくったら、三重紐にかけてしまい、
結果羽が太鼓の大きさ分上下に広がらなかった。
なんでも経験、だいぶ大人の着付けは慣れたものの
プロになるにはまだまだ人体実験していかないとね。
改めて貴重な機会を与えてくれたママさんに姪っ子に感謝です。
大人は経験があるからいつも通り…で良かったのだけれども
子供の着付けは初めて。
初めての時は下準備が必要ということで
まず、子供用の帯枕がない。
買う暇もない。
では作りましょう!と簡単につくってみました。

用意するもの
・ハンドタオル……1枚(実際は2枚必要だった、もしくはスポーツタオル1枚)
・輪ゴム……2、3個
・いらないタイツ……片足分(はさみでカットします)
1↓ ハンドタオルを広げる

2↓ 3等分に折る

3→巻き巻きして輪ゴムで止める

4↓ タイツの真ん中までタオルを入れる。
タオルが移動しないように左右とも結ぶ。

出来上がり!
とっても簡単にできました。
これの長所は、タイツ素材だから軽くて薄くて延びる。
家にあるもので洗濯も出来る。
ただ、今回の失敗は実際につけたら小さかった。
タオルをもう一枚しっかり固く巻けば
帯の仕上がりがもう少し良かったです。
しごきの下準備↓

長くて柔らかい素材なので中心部だけ幅6cmぐらいになるように仮縫いしています。
下準備は前日までにやっておくと当日
万が一トラブルがあった時、パニックになりません。
そして前日は…前夜祭ということで超~豪華なお寿司を頂いてしまいました!
このお寿司手作りです。新米だしネタは新鮮だしで旨すぎでしたよ。
お子様用にわさびは別添えだったのですが
わさびも2種類!さすが寿司職人のこだわり違うな~。

満腹になったら…明日のために早めに就寝しましたよZzz…
翌朝、ママさん5時起床。私、6時前起床。
子供が起きる前に朝食をすませて、、、はい逆算しましょう。
式は10時から~。姪っ子の頭セットの美容室は9時から~。
その前にメイク&着付け、、、。
遅くも8:15からは着付けしたいですね。
7時半過ぎに姪っ子起床。寝ぼけながら朝食食べて、、、
あらら…TV見てるよ

ママにせかされながらも歯磨きにメイクして、
その間に私は小物を着付ける順番に並べて行きます。
ようやく8:15、足袋から履いて着付けスタートしました。
今回の着付け時間はやはり30分かからないくらい。
子供の着付けの後にママの着付け。
こちらも25分くらい。速度はだいぶ慣れて安定しています。
途中経過は省いて、↓今回の仕上がりです。



う~ん、次回の課題が沢山できてしまいました

【子供の着付け】自己採点:50点


【ママの着付け】自己採点:65点



まず子供の着物から解説と改善方法をまとめましょう。


だんだん引きずれてきました。
おはしょりの長さも長過ぎてみっともないです。
(後半、クリップで応急処置してました。上の写真にクリップついてますね)
後ろからみたらかっこ悪っ

腰紐の位置をあと8~10cm上にすれば良かった。
着付けている途中、おはしょりが長いことにも
気づいていたのです。でもやり直しは子供だからしませんでした。
子供は着付けられている30分、ずっと立ってじっとしている
ことは飽きてしまうし大変だと思います。
なのでこのまま進んでしまったのだけども、
せめておはしょりの丈調整をすればよかった。
腰紐も緩かったのだと思います。だから緩んで落ちてきた。
もっと強く絞めるには、補正タオルももう一枚必要だったかも。
子供はよく走り回ったり動くから、その点考慮して
やや短めくらいがよかったのかもしれません。

手先を短く取ったため、最後帯を帯締めであげる際
あまりが短いのでいい形に整えられなかった。
亀甲型…といえば、亀甲型ですが、
余計なものも見えていて汚い形になってしまった。
始めに帯を巻く際に手先を後15~20cm長めに
取れば解決できますね。


帯枕、今回は手作りのものを使用しましたが、
もう少し枕の高さが必要でした。
横からみると立体感がたりないことがよくわかります。
帯の大きさと高さはまぁいいでしょう。


帯の上線に沿うはずが、徐々に上がってきた。
帯揚げの幅はいいとしてずれ上がるのは
帯の締めが1周目と2周目で段差が出来たのがいけないと思う。
段差のせいで上がりやすくなったのかも。

本来、帯締めの位置は真ん中。
ずれているということは、締めがゆるかったから。
もう少し強くしめましょう。
締めた後、末広もさすから余計に緩んだのかな…

着付けの授業の時には、装飾のための小物(箱迫・末広)がなかった。
前日に使う道具を並べていた時、ヤバいつけ方がわからない

日本ものって右から左とか、上から下とかって
全部意味あいがあるものだから、適当につけたらいけないな。。。と
教科書に今年の七五三のパンフ見たり、写真から研究。
あ~、これがこっちで、こっちが下で。。。とわかってきたものの
子供用の末広は帯の中ではなく、帯締めにさすのですね。
知りませんでした。何から何まで勉強しないといけないのね、と
今回の子供着付けは本当に自分自身のためになりました。
色々と失敗があったので、自己評価50点です。
今回の経験を次回に活かすために、上記の課題の他にまず、

着付けが終わって変身した姿を見て喜んでもらおうと今回思ったのですが、
やはり子供には約30分間じっと立っているのはしんどいから
ママさんも言っていたけどテレビをみて気を紛らわすか
鏡をみて変身の姿を楽しんでもらわないといけないかもね。。。と
貴重なアドバイスをもらいました。
私も普段は人に着付ける時は、人が飽きないように
しゃべりながら進めているのですが、子供相手の場合は
こちらももう少し気を使ってあげれば良かったと思います。

子供の着付けは、下着(半袖)を着たあと、
腰周りに補正タオルをつけてすぐ襦袢を着せました。
大人は襦袢の下には肌襦袢をまた別に着ているので
私は気になったことはないけれども
子供は正直。
襦袢を着せている間、肌に布が触れる際
「冷たい…冷たい」を連呼されました。
確かに絹は一度保温してくれれば、通気性もよく保温効果が
あるものの着る前は冷たいわな。。。と
早く着物を着せて暖かくしてあげることしかできませんでした。
この時期朝とか冷えるから、次回はこたつなり布団の中で
人肌に暖めた襦袢を着せてあげたいな~と思ったのでした。

草履を履いて外に出た時、始めはよかったんですが、
帰り際、慣れない草履で鼻緒部分が足にあたり痛かったようで
歩くのが嫌になってました。
履く前に少しでも鼻緒部分を延ばして柔らかくしてあげれば良かったと思いました。
子供の着付けは、難しかった~。
練習の時の子供トルソーも小さかったけれども
実際の子供はもっと小さいし何より細い。
この細さで帯締めたら折れちゃうんじゃないかぐらい思いました。
また機会があれば、子供着付けやってみたいですね。
そして、ママさんの着付けの次回課題は。。。
まず合格点。
・襟の抜き加減。良し!
・裾の長さ、裾つぼまり。良し!
・背中のシワなし、良し!
・胸~肩の補正、良し!
(ちょっと補正しすぎたかな~、と思ったけれども
写真撮るといい具合にふっくらしてますかね)
・半襟の出かた幅良し!
・伊達襟の幅良し!
あっ、今回初の人様に関東巻きで締めたのです。
緩まずに帯が締められたのも合格点にいれましょう!
失敗点。
・帯揚げですぎ…中心の結び目はもっと帯の中にかくして、
左右は半分以下の見え方にしなくてはいけません。みっともないよ。
・帯締め下すぎ…年齢が若い場合、帯揚げは帯幅の中心にきます。
・おはしょりにシワ…布目をうまく通していないからか、おはしょりにシワができた。
・おはしょりの脇の布処理のあまさ…着物が大きい場合、
余り布は上手く脇でダーツを寄せて右側は上手く前のおはしょり部分に隠さないと
ポコポコしてシワもできてこれまたみっともないです。
・帯に使う小道具間違えた…何度も「松葉太鼓」はしているのに、
この時何を間違えたか、三重紐を使ってしまった。
羽をつくったら、三重紐にかけてしまい、
結果羽が太鼓の大きさ分上下に広がらなかった。
なんでも経験、だいぶ大人の着付けは慣れたものの
プロになるにはまだまだ人体実験していかないとね。
改めて貴重な機会を与えてくれたママさんに姪っ子に感謝です。
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