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平成22版★長月・教授補講座入学

昨年の授業覚え書きの続き。。。

平成19年に助教授講座までの資格は無事に卒業できました。
更にその上には「教授補講座」と「教授講座」がある。
自分で着られることを目的に習った人は、大抵「助教授講座」で辞めて
後は実践で経験を積んでいきます。

その上の講座は、より着物を追求し時代衣装にまで範囲を広げ
いずれ教育者になりたい人が集まって、名古屋と京都で勉強し
資格を取り、最終的には名前が貰えます。

まだまだ青い私には、すぐに先の教授補講座に行くには勇気がなく…
何より一番は経済的な理由もありで
2年間は、元の先生に個人的に復習を兼ねて
隔週の授業から月一に変更して教科書の基本結びを
ゆっくりじっくり…そして時には実践をして
しっかり土台を固めていくことにしました。
そして助教授卒業から三年目の昨年秋、ついに決意!
このままでは時間がもったいない!ということで上に進むことにしました。

昨年のうちの学院の入学希望者は…たった一人、私だけ。。。
あれ??? ひとりですか…ちょっと寂しい。

授業構成は3部に分かれ、
前期/9月 各学院で1日授業。
中期/10月 名古屋で2日間合同授業。
後期/3月 京都で3日間合同授業。そして論文提出があります。

中期は都合が合わず、今年補習を受けることになり、
今年はきもの年になりそうで、今からワクワクです。




では、昨年秋の前期の授業を覚え書きしていきます。

9月始めの土曜日、開講式もあるので
夏用着物の絽を着て参加しました。

自分用の絽の着物なんて持っていないので母の絽を借りることに。
母がむか~し昔仕立てたこの着物、
母曰く「あんたが初めて着るのよ~。」と、えっ?
30数年間箪笥の肥やしになってたようです。
以外にもモダンな模様で好きかも。
サイズも着丈はやや短いものの以外とちょうどいい。
帯揚げや帯締めは前にとりあえずでセールで購入した夏物を使用。
全てありモノでコーディネイトしたのでまとまりなくなりました。
いずれちょっとずつ揃えていきたいですね。

109j

初めて着る、浴衣以外の夏着物の絽。これ着るの難しいのですね。
素材がつるつるしてすべるので、会場に向かう最中で帯がずれおちました。
途中、街中で出会ったおばさんが教えてくれて直してくれました。
恥ずかしいですね~。おばさんに感謝です。
猛暑の中で暑いのと冷や汗で、汗だくでした

そして、宿題の飾り結び。
いつものことながら日々なんだか多忙でのんびりする時間はなく…
行きの特急電車の中で、宿題の菊結びしてました
時間に追われている時の集中力はすごい。。。
なんとかできた↓

109a

午前中に、開講式と着物のマナー、飾り結びの実習をしました。
この着物マナーはただ着物を着るだけではなく、
お辞儀の仕方、それも三段階(真・行・草)あり、
末広の使い方に慶弔の時の袱紗の包み方。
のし袋のお金の方向、包み方に水引の結びの種類に本数。
葬儀に参列した時の三教(神式、キリスト教、仏式)の方法など、盛り沢山。

これらの作法、一度やっただけでは忘れますね。
習慣にならないと身に付かないですわ。
のし袋についている「のし」は元々干したアワビを献上した時の
名残というのは学生の時に授業で習ったから知っていた。
水引の結び方も時によって変わるのも知っていたけども
本数までは今まで気にしたことが無かった。

これらのものは元々中国から来たもので
作法は日本の独自のものが作られたと先生はたしか言っていました。
だんだん記憶が薄れてきたので、困ったときのウィキペディア
水引」で引いてみた。

起源:室町時代の日明貿易において明からの輸入品の箱全てに赤と白の縄が縛り付けられていた。この縄は明側が輸出用の品を他と区別するために使用していたに過ぎなかったが、日本側がこの縄を贈答に使用する習慣と誤解し、以後の日本で贈答品に赤と白の紐をかけるようになった。〈ウィキペディアより〉

室町時代(1338年~1573年)って…、和暦だとわからない。。。
14~15世紀のルネッサンスぐらいだったのね、
で、誤解から作法が出来たのですか???
民族学もちゃんと学ぶと楽しそうだな…と思いながら
ここでは軽く流して、次の授業。
午前中最後に帯締めで「守り結び」の飾り結びを教えてもらいました。
これが凄いんだ。1本の帯締めが無限の記号型になるのです。
一体誰が考えるのよ~と、感心します。


無事に午前の授業が終わり…お昼休憩
近所の釜飯屋さんへ連れていってくれました。

109b

他にも串焼きセットが来て、とっても美味しく頂いたのですが…
大先生二人に挟まれての食事は緊張そのものでした

そしておやつ付き。
109c

午後の授業は帯結びの実習。

学院推奨の「五つの思い」結び。
持参した帯が短く、分厚くで先生の見本とは
かなり違う仕上がりに。。。
ここで、午前中作った「守り結び」の飾りをつけています。
ちょっと大きすぎたね。
109d

↑この帯じゃ、分厚すぎて創作帯に不向きなので
次の帯は先生のものをお借りしました。
先生曰く、この帯は練習用に仕立てたそうで
中の芯がないのでひだが取りやすくなっています。
宿題で作ってきた「菊結び」の飾りをつけましたが、
先生の方が、やっぱり形が綺麗。
飾り結びももう少し訓練しないとですね。
109e

最後にレインボー帯2本、教材枕を使っての帯結び。
2本の帯が右回り~左回り~と、わけわからずぐるぐる巻いてこうなった。
全く1回やっただけでは構造が理解できない。
109g

109h

…と、前期の授業内容は盛り沢山で朝から夕方までびっしり、学びました。
やはり上のクラスに行くということは大変だな~と
しみじみ思った日でしたが、楽しかった。

大先生曰く「着つけは計算です!」と。
ごもっともなお言葉でした。

私は着物は機能美だと思っています。
無駄がなく美しい。
全ての小物が機能的であり装飾でもあり
ひとつずつが、職人の手によって作られた芸術品。
これらを作りだした先代の日本人は凄いと思う。
着付け技能師にもこの無駄が無く美しい所作が求められます。
大先生曰く、京都にはもっとすごい大先生がいる。。。と。
今回親切に丁寧に指導してくれた大先生方に感謝しつつ、
少しでも自分の引き出しを多く持てるようにまだまだ勉強ですね。


〈おまけ〉
今回授業に持参した黒い袋帯、親戚のおばさんからもらったもの。
色々な素材を触りたくてこの帯を持っていってしまったけれど、
昔のものだから、短かった。。。
大切な授業がある時は、慣れた結びやすいものを
持っていけばよかった。。。と反省。

109d

昔っていつよ???

この親戚のおばさん、よく私に着物をくれる。
「こんな派手な帯もう締めないからあんたにあげる。
おばさんが若い頃しめてたのよ~。」…と、
えっ??若いっていつ?と聞いたら「二十歳より前」と。
おばさん現在70歳すぎてます。
逆算して、仮に70-20=50。
ひぃ~、50年以上経ってる。。。
半世紀前の帯が目の前にあるって不思議です。
こうして現役で使えるこの帯。
これも着物の魅力のひとつです。

わたくしの元にやってきたのならば…
あと半世紀使ってみせますわ。(って、生きてるかな…)






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パッケデザイナーが人も包みます。新米着付師プロになれますように。。。きものってダイエットになるわね。なんか着ると体の調子もよくなるのよ。

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